鳥居･探勝：石川県編

住吉神社

場　所	・石川県輪島市鳳至町鳳至丁
建築年	・−
種　類	・明神鳥居
材　質	・石製
文化財	・輪島市指定文化財
備　考	住吉神社：由来・歴史・概要 ・住吉神社が何時頃開創されたのかは判りませんが、延長５年に編纂された延喜式神名帳に式内社として記載された鳳至比古神社の論社で、歴代領主から崇敬されました。 社運も隆盛し別当寺院だった鳳至院の広大な境内には様々な堂宇が建てられ、現在でも周辺には釈迦堂、仁王堂等の地名が残されています。 しかし、度重なる兵火や災害等により次第に衰微しました。 戦国時代末期から前田利家が篤く庇護し天正１０年に当社近くを巡視した際、参拝に訪れ社殿の修復料として５０俵分の社領を寄進し、神主だった浅井則信にも田畑を寄進しています。 江戸時代に入ると加賀藩前田家が引き続き庇護しています。 本殿は文化１０年に七尾出身の芝田新助矩一が建てた建物で貴重な事から輪島市指定文化財に指定されています。 住吉神社：関係動画 住吉神社：境内画像 石川県輪島市歴史：動画 住吉神社：付近地図（古地図風） MapFanで大きな地図を見る

小坂神社（一の鳥居）

場　所	・石川県金沢市山の上町
建築年	・明治時代
種　類	・明神鳥居
材　質	・石製
製作者	・大石久次郎
文化財	・金沢市指定文化財
備　考	小坂神社：由来・歴史・概要 ・小坂神社は養老元年に開創されたと伝わる神社で、平安時代後期の延長５年に編纂された延喜式神名帳に式内社として記載された加賀十三座の中の一社です。 中世は奈良春日大社の荘園である小坂荘（金沢市北東部の旧小坂村 ）の総社として信仰を集めました。 しかし、室町時代に入ると一向一揆衆から攻撃対象となり、その兵火により社殿が悉く焼失し衰微しました。 寛永１３年に住民達から当社再興の機運が高まり、その願いを聞き遂げた加賀藩主前田家が祈願所として再興し、事ある毎に当社に祈願したそうで、宇多須神社、神明宮、椿原天満宮、安江八幡宮と共に金沢五社に数えられました。 小坂神社：付近地図（古地図風） MapFanで大きな地図を見る

小坂神社（二の鳥居）

場　所	・石川県金沢市山の上町
建築年	・明治時代
種　類	・明神鳥居
材　質	・石製
製作者	・大石捨次郎
文化財	・金沢市指定文化財
備　考	小坂神社：由来・歴史・概要 ・小坂神社の境内には様々な石造物が建立されており、燈籠１８基、手水鉢１基、石碑１基、鳥居２基、神鹿２基の合計２４基が貴重な事から、名称「小坂神社石造物群」として金沢市指定文化財に指定されています。

出水神社

場　所	・石川県加賀市橋立町ホ１甲
種　類	・明神鳥居
材　質	・石製
奉納者	・加賀橋立の船主
文化財	・伝統的建造物（工作物）
備　考	出水神社：由来・歴史・概要 ・出水神社は景行天皇１７年に加賀橋立を開発した石巣宿弥が大漁の神を泉の潤に勧請し奉斎したと伝わる神社です。 宝亀元年に石巣宿弥を氏神として合祀し出水の社と呼ばれるようになり、延喜式神名帳に式内社として記載されました。 当初は海岸近くに鎮座していた事から、日本海の荒波によって境内が削られた事で八幡社に合祀されましたが、慶長２年に蛭場山を開発し明治４年に西の宮見山の八幡社と東の宮番場山の薬師堂（国玉社）を勧請合祀した事で社号を出水神社に改め、明治１６年に郷社に列格しています。 加賀橋立が国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されると、社殿は伝統的建造物（建築物）、鳥居と石燈籠、狛犬は伝統的建造物（工作物）に指定されています。 出水神社：関係動画 加賀橋立：街並み画像 出水神社：境内画像 加賀橋立（石川県加賀市）歴史：動画 出水神社：付近地図（古地図風） MapFanで大きな地図を見る

東山菅原神社

場　所	・石川県金沢市東山１丁目
種　類	・神明鳥居
材　質	・石製
文化財	・伝統的建造物（工作物）
備　考	東山菅原神社：由来・歴史・概要 ・東山菅原神社は文政３年に卯辰茶屋町が開設した際、菅原道真の御霊を勧請し開創したと伝わる神社で、当町で働く芸妓達から信仰されました。後に現在地に遷座しています。 東山ひがしが国の伝統的建造物群保存地区選定されると社殿と鳥居等が伝統的建造物に指定されています。 東山ひがし：街並み画像 東山ひがし（石川県金沢市）歴史：動画 東山菅原神社：付近地図（古地図風） MapFanで大きな地図を見る

若宮八幡神社

場　所	・輪島市門前町黒島町ロ
種　類	・両部鳥居
材　質	・木製
文化財	・伝統的建造物（工作物）
備　考	若宮八幡神社：由来・歴史・概要 ・若宮八幡神社が何時頃開創されたのかは判りませんが、古くから黒島近郷の産土神として信仰され、特に当地が海運業と深く関わりあった土地柄だった為、船運海産の守護神でもありました。 夏の例大祭は神輿の渡御に伴い２台の豪華な曳山が奴振り行列と共に町内を練り歩き、貴重な事から名称｢天領祭｣として輪島市指定無形民俗文化財に指定されています。 輪島市黒島地区が国の伝統的建造物群保存地区選定されると社殿と鳥居等が伝統的建造物に指定されています。 輪島市黒島地区：街並み画像 門前町黒島町（石川県輪島市）歴史：動画 若宮八幡神社：付近地図（古地図風） MapFanで大きな地図を見る

吉備神社

場　所	・加賀市山中温泉杉水町
種　類	・両部鳥居
材　質	・木製
文化財	・伝統的建造物（工作物）
備　考	吉備神社：由来・歴史・概要 ・勧請年月不詳。吉備神社は山中温泉杉水町の鎮守として奉斎されてきた神社です。祭神は吉備津彦神。加賀東谷地区が国の伝統的建造物群保存地区選定されると社殿と鳥居、石灯籠、狛犬等が伝統的建造物に指定されています。 吉備神社：関係動画 山中温泉杉水町：街並み画像 吉備神社：付近地図（古地図風） MapFanで大きな地図を見る

大土神社

場　所	・加賀市山中温泉大土町
種　類	・台輪鳥居
材　質	・石製
文化財	・伝統的建造物（工作物）
備　考	大土神社：由来・歴史・概要 ・勧請年月不詳。大土神社は山中温泉大土町の鎮守として奉斎されてきた神社です。祭神は天照大神。加賀東谷地区が国の伝統的建造物群保存地区選定されると社殿と鳥居、石灯籠、狛犬等が伝統的建造物に指定されています。 大土神社：関係動画 山中温泉大土町：街並み画像 大土神社：付近地図（古地図風） MapFanで大きな地図を見る

荒谷神社

場　所	・加賀市山中温泉荒谷町
種　類	・台輪鳥居
材　質	・石製
文化財	・伝統的建造物（工作物）
備　考	荒谷神社：由来・歴史・概要 ・勧請年月不詳。荒谷神社は山中温泉荒谷町の鎮守として奉斎されてきた神社です。祭神は菊理姫神。加賀東谷地区が国の伝統的建造物群保存地区選定されると社殿と鳥居、石灯籠、狛犬等が伝統的建造物に指定されています。 荒谷神社：関係動画 山中温泉荒谷町：街並み画像 荒谷神社：付近地図（古地図風） MapFanで大きな地図を見る

今立白山神社

場　所	・加賀市山中温泉今立町ロ
種　類	・台輪鳥居
材　質	・石製
文化財	・伝統的建造物（工作物）
備　考	今立白山神社：由来・歴史・概要 ・勧請年月不詳。今立白山神社は山中温泉今立町の鎮守として奉斎されてきた神社です。祭神は菊理姫神。加賀東谷地区が国の伝統的建造物群保存地区選定されると社殿と鳥居、石灯籠、狛犬等が伝統的建造物に指定されています。 今立白山神社：関係動画 山中温泉今立町：街並み画像 今立白山神社：付近地図（古地図風） MapFanで大きな地図を見る

滝ヶ原八幡神社大鳥居

場　所	・石川県小松市滝ヶ原町
建築年	・昭和１９年＝１９４４年
種　類	・明神鳥居
材　質	・石造
奉納者	・坂本竹次郎（坂本木材合名会社）
文化財	・日本遺産構成文化財
備　考	滝ヶ原八幡神社：由来・歴史・概要 ・滝ヶ原八幡神社が何時頃開創されたのかは判りませんが、境内に鎌倉時代末期の石造物が建立されている事から、少なくともこれ以前から奉斎されていたと思われます。 石造多層塔は１４〜１５世紀頃に造立されたもので、基礎高さ４３cm、幅、奥行が４０cm、高さ２２５cm、凝灰岩（滝ヶ原産）製、越前式装飾、小松市指定文化財に指定されています。 滝ヶ原八幡神社：付近地図（古地図風） MapFanで大きな地図を見る