鳥居・探勝:岡山県編 |
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葦守八幡宮 |
場 所 | ・岡山市北区下足守 |
建築年 | ・慶安元年=1361年 |
種 類 | ・両部鳥居 |
材 質 | ・石製(花崗岩) |
形 状 | ・高さ4.3m、幅3.4m |
奉納者 | ・願主神主賀陽重人、祝主僧頼澄 |
製作者 | ・沙弥妙阿 |
文化財 | ・国指定重要文化財 |
備 考 |
葦守八幡宮:由来・歴史・概要
・葦守八幡宮は応神天皇崩御後に、生前当地に行幸した際に饗応した御友別命が天皇の遺徳を偲んで御霊を勧請し開創されたと伝わる神社です。
日本書紀の卷第十・譽田天皇紀によると応神天皇の妃である吉備兄媛が当地に帰省した際、応神天皇があまりにも吉備兄媛に逢いたくて当地に行幸した為、吉備兄媛と兄である御友別命が葉田葦守宮で饗応したと記されています。 嘉応元年に描かれた「足守庄絵図」にも当社の境内(八幡山)と社号が描かれている事から少なくとも平安時代末期には既に鎮座していた事が示されています。 江戸時代に入ると足守藩主木下家が篤く帰依し足守藩の総鎮守、木下家の産土神として、社殿の造営や修復は祭典その他の費用に至るまで藩費によって賄われています。
葦守八幡宮:境内画像
葦守八幡宮:付近地図(古地図風)
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本荘八幡宮 |
場 所 | ・岡山県倉敷市児島通生 |
建築年 | ・応永28年=1421年 |
種 類 | ・明神鳥居 |
材 質 | ・石製(花崗岩) |
形 状 | ・高さ2.2m |
奉納者 | ・願主塩生村住人松井紀義泰(帆網藤重郎) |
文化財 | ・国指定重要文化財 |
備 考 |
本荘八幡宮:由来・歴史・概要
・本荘八幡宮は大宝元年に行基菩薩が神宮寺八幡院(現在の通生山般若院)を開山した際、鎮守社として宇佐八幡宮から御霊を勧請し開創されたと伝わる神社です。
延暦23年には坂上田村麻呂が瑜伽山の賊徒を平定した際、神意に感謝し神封150戸を寄進、建治2年には熊野山の神領が分与され、弘安2年に社領80石を安堵されています。 江戸時代に入ると下津井城主池田長政が帰依し慶長10年には社領25石を寄進、その後は歴代岡山藩主の崇敬社となり明治2年まで9度にわたり社領を寄進しています。
本荘八幡宮:付近地図(古地図風)
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往来神社 |
場 所 | ・岡山県岡山市東区宍甘 |
建築年 | ・延徳2年=1490年 |
種 類 | ・明神鳥居 |
材 質 | ・石製(角礫質凝灰岩:豊島石製) |
形 状 | ・高さ2.7m |
奉納者 | ・宍甘村の七郎兵衛 |
文化財 | ・岡山県指定文化財 |
備 考 |
往来神社:由来・歴史・概要
・往来神社は備前国神名帳総社本に記載されている古社で、備前国式内外古社128社の1社です。
境内には古墳が数基あり、鎌倉時代の土器も多く発見されている事から古くから聖地として信仰の対象になっていた可能性があります。
往来神社:付近地図(古地図風)
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春日神社 |
場 所 | ・岡山県笠岡市小平井 |
建築年 | ・天文5年=1536年 |
種 類 | ・明神鳥居 |
材 質 | ・石製(花崗岩) |
形 状 | ・高さ3.6m |
奉納者 | ・渡辺杢之允正(領主) |
文化財 | ・岡山県指定文化財 |
備 考 |
春日神社:由来・歴史・概要
・春日神社は建武2年に笠岡の領主である陶山義高が奈良の春日大社の御霊を勧請し開創されたと伝わる神社です。
陶山氏は平安時代から鎌倉時代にかけて備中国に割拠していた武士団のひとつで、鎌倉末期の当主である陶山義高は、笠岡山城を築くと本拠地を陶山城から遷し、元弘元年には吉田にあった遍照寺を笠岡に遷すなど城下町を整備しており、当社もその一環として開創されたのかも知れません。 中世は小平井の領主から庇護され天文4年には渡辺正が社殿を再建し山林を寄進、天文5年には石鳥居を寄進しています。
春日神社:付近地図(古地図風)
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宗形神社 |
場 所 | ・岡山県赤磐市是里 |
建築年 | ・享徳2年=1453年 |
種 類 | ・明神鳥居 |
材 質 | ・石製(凝灰岩) |
形 状 | ・高さ3.7m |
文化財 | ・岡山県指定文化財 |
備 考 |
宗形神社:由来・歴史・概要
・宗形神社が何時頃開創されたのかは判りませんが、伝承によると崇神天皇の御代に筑前国宗像大社から御霊を勧請し開創されたと伝わる神社です。
又、伝説によると仁徳天皇が行幸で当地を訪れた際、黒日売が当社で饗応し神地三四町神月若干を賜り、仁徳天皇が「やまかたに、まけるあをなもきひひとゝ、ともにしつめはたぬしくもあるか」と詠んだ事から「山方の大宮」と呼ばれるようになったと伝えられています。 格式も高く延喜式神名帳に式内社として記載されています。 江戸時代に入ると岡山藩主池田家から庇護され社殿を再建する際、池田綱政から玄米捨石下賜されています。
宗形神社:付近地図(古地図風)
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惣社権現 |
場 所 | ・岡山県岡山市北区建部町角石畝 |
建築年 | ・明和5年=1768年 |
種 類 | ・明神鳥居 |
材 質 | ・石製(花崗岩) |
形 状 | ・高さ2.8m、笠木長さ4.0m、柱径30cm |
文化財 | ・岡山市指定文化財 |
備 考 |
惣社権現:由来・歴史・概要
・詳細不詳。
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大浦神社 |
場 所 | ・岡山県浅口市寄島町 |
建築年 | ・昭和2年=1927年 |
種 類 | ・明神鳥居 |
材 質 | ・石造(花崗石:北木島産) |
形 状 | ・高さ6.5m、柱間4.5m、円柱足元径60cm |
文化財 | ・国登録有形文化財 |
備 考 |
大浦神社:由来・歴史・概要
・大浦神社は神功皇后が開創したと伝わる神社で、長徳2年に安倍晴明が八幡三柱を勧請合祀したとされます。
永禄2年に鴨山城の城主細川下野守通董が現在地に遷座し、近世は岡山新田藩主池田家が庇護しています。 長く「八幡宮」と呼ばれていましたが、明治時代に入ると大浦神社に社号を改称しています。
大浦神社:付近地図(古地図風)
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茅部神社 |
場 所 | ・岡山県真庭市蒜山西茅部 |
建築年 | ・文久3年=1863年 |
種 類 | ・明神鳥居 |
材 質 | ・石造(磐座山産花崗岩) |
形 状 | ・高さ13.18m、周囲3.18m |
文化財 | ・真庭市指定文化財 |
備 考 |
茅部神社:由来・歴史・概要
・茅部神社は延宝5年に創建された神社で、古くは「十二社権現」、「岩倉宮」、「岩倉十二社権現」と号していましたが、文久元年に社号を天磐座大神宮に改めています。
明治44年に茅部神社に改称し昭和16年に郷社に列しています。
茅部神社:付近地図(古地図風)
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鈴岳神社 |
場 所 | ・岡山県高梁市有漢町有漢 |
建築年 | ・貞享2年=1685年 |
種 類 | ・明神鳥居 |
材 質 | ・石造 |
形 状 | ・高さ3.8m、笠木(横)約5m |
文化財 | ・高梁市指定文化財 |
備 考 |
鈴岳神社:由来・歴史・概要
・鈴岳神社は当地の地頭である三浦家から庇護され、三浦義隆が高田原から青木山竜王峯に遷座し境内を整備しています。
延宝8年には松山藩主水谷出羽守勝美(勝明)は氏子の協力を得て神鐘を奉納しています。 笠塔婆と石灯籠、手洗鉢、鳥居は貴重な事から高梁市指定文化財に指定されています。
鈴岳神社:付近地図(古地図風)
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鵜江神社 |
場 所 | ・岡山県小田郡矢掛町西川面 |
建築年 | ・享保3年=1718年 |
種 類 | ・明神鳥居 |
材 質 | ・石造(花崗岩) |
形 状 | ・高さ450cm、幅600cm、柱外周143cm |
文化財 | ・矢掛町指定有形民俗文化財 |
備 考 |
鵜江神社:由来・歴史・概要
・鵜江神社は仁徳天皇の勅令で造営された吉備津神社の5社の神殿の一棟だったとも、吉備津神社の末社七十二社の一社だったとも云われています。
格式の高い神社として知られ、神階は従五位下で、延喜式神名帳には式内社として記載されていました。 戦国時代には領主である渡邊河内守藤原資家が庇護し永禄7年には本殿を再建しています。
鵜江神社:付近地図(古地図風)
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天津神社 |
場 所 | ・岡山県真庭市高屋 |
建築年 | ・正徳4年(1714)9月吉祥日 |
種 類 | ・明神鳥居 |
材 質 | ・石造 |
形 状 | ・− |
文化財 | ・真庭市指定有形文化財 |
備 考 |
天津神社:由来・歴史・概要
・天津神社は和銅3年に創建されたと伝えられています。
鎌倉時代初期には源頼朝の命により梶原景時が社殿を造営し、社領70石が寄進されています。 戦国時代には宮山城主市家から庇護され獅子頭と鼻高面が奉納され何れも貴重な事から岡山県指定文化財に指定されています。 江戸時代に入ると美作津山藩主から庇護され森長武が社殿を再建し、松平宣富が鳥居を奉納しています。
天津神社:付近地図(古地図風)
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土居神社 |
場 所 | ・岡山県美作市土居 |
建築年 | ・元禄5年=1692年9月 |
種 類 | ・明神鳥居 |
材 質 | ・石造 |
形 状 | ・高さ3.2m |
文化財 | ・美作市指定有形文化財 |
備 考 |
土居神社:由来・歴史・概要
・土居神社は仁和3年に創建したと伝えられています。
元禄10年には幕府から派遣され代官達が社殿の営繕工事や境内の整備に尽力しています。 寛延元年には大坂城番の隠岐宇右衛門が御簾3垂を奉納、その後境内が龍野藩領になると歴代藩主が庇護しています。 境内に生えているコヤスノキは貴重な事から岡山県指定天然記念物に指定されています。
土居神社:付近地図(古地図風)
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林野神社 |
場 所 | ・岡山県美作市朽木 |
建築年 | ・元禄3年=1690年9月 |
種 類 | ・明神鳥居 |
材 質 | ・石造 |
形 状 | ・幅2.98m、高さ3.65m |
文化財 | ・美作市指定有形文化財 |
備 考 |
林野神社:由来・歴史・概要
・林野神社は和銅6年には既に奉斎されていたとされ、荒木田氏が天照大神の分霊を勧請した事で荒木田大明神と呼ばれるようになったとも云われています。
寛治年間に大江匡房が天児屋根命、応神天皇、稲荷大明神、天満神を合祀し荒木田五社大明神となっています。 戦国時代には浦上家、江戸時代には美作津山藩主から庇護されています。 ケヤキとイチョウは貴重な事から美作市指定天然記念物に指定されています。
林野神社:付近地図(古地図風)
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