鳥居・探勝:富山県編

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櫟原神社
櫟原神社:一の鳥居
場 所 ・富山県滑川市神明町
建築年 ・安政7年=1860年
種 類 ・明神鳥居
材 質 ・石製
形 状 ・高さ4.5m、幅4.6m
文化財 ・国登録有形文化財
備 考
櫟原神社:由来・歴史・概要
櫟原神社は成務天皇の御代に開創されたと伝わる神社で大宝元年に再興したとも云われています。

延喜式神名帳に式内社として記載された古社で、中世は領主である椎名家から篤く庇護され社領1000石を領していました。

椎名家は松倉城や金山谷城を本拠地とする越中国の守護代だった家柄で新川郡一帯、大凡6万5千石を支配していました。

しかし、椎名家は紆余曲折の末、越前上杉家と対立する事となり、上杉勢の侵攻を受け松倉城は落城し没落しています。

当社は外護者を失い、されに戦国時代の兵火により衰微しましたが、その後再興され新たな領主となった上杉景勝が制札を発給しています。

江戸時代になると滑川は北陸街道の宿場町として整備され、加賀藩主前田家が参勤交代で宿泊や休息で利用する本陣が設けられました。又、周辺の物資の集積地でもあった為、街道を利用する多くの旅人や物資運搬業者で賑わった事から、当社にも大勢が参拝したと思われます。

櫟原神社:関係動画

櫟原神社:境内画像
櫟原神社:拝殿 櫟原神社:本殿 櫟原神社:社殿
富山県滑川市歴史:動画

櫟原神社:付近地図(古地図風)
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櫟原神社
櫟原神社:二の鳥居
場 所 ・富山県滑川市神明町
建築年 ・大正10年=1921年
種 類 ・中山鳥居
材 質 ・石製
形 状 ・高さ3.9m、幅3.5m
文化財 ・国登録有形文化財
備 考
櫟原神社:由来・歴史・概要
・滑川は奥の細道で松尾芭蕉が訪れた事から安政2年には滑川の俳人である亀田呉橋や石川東邱等が芭蕉句碑(しばらくは 花のうへなる 月夜かな)を建立しています。

松尾芭蕉が滑川を訪れたのは元禄2年7月13日(新暦8月27日)の夕方で、旅籠を営んでいた川瀬屋に宿泊したと推定されています。宿主だった川瀬知十は松尾芭蕉が宿泊した事を記念して宝暦13年に川瀬家の菩提寺である徳城寺の境内に芭蕉句碑(早稲の 香や分け入る 右は有磯海)を建立しています。

明治5年に造営された本殿と、大正4年に造営された拝殿は貴重な事から国登録有形文化財に登録されています。

滑川市:松尾芭蕉所縁画像
滑川市:街並み 滑川市:川瀬屋 滑川市:徳城寺

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六渡寺日枝神社
場 所 ・富山県射水市庄西町
建築年 ・天保10年=1839年
種 類 ・山王鳥居
材 質 ・石製
奉納者 ・湊屋清右衛門・北野屋与八
文化財 ・射水市指定文化財
備 考
六渡寺日枝神社:由来・歴史・概要
・六渡寺日枝神社は山王信仰の中心である日吉大社の末社です。

旧本地仏である、釈迦如来像は平安時代末期に制作されたもので杉材、一木造り、薬師如来像と阿弥陀如来像は室町時代中期に制作されたもので檜材、寄木造、何れも貴重な事から射水市指定文化財に指定されています。

例祭(春祭り:5月14日・秋祭り:10月6日)に奉納される六渡寺獅子舞は江戸時代から継承されているもので、当初は氷見12町の西の獅子舞と射水の放生津系の東獅子舞の2系統ありましたが、明治35年に庄川大改修に伴い、その2系統が統合され独自の獅子舞が成立しています。

富山県射水市歴史:動画

六渡寺日枝神社:付近地図(古地図風)
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地主神社
地主神社の鳥居と石造社号標を写した画像
場 所 ・富山県南砺市相倉
種 類 ・明神鳥居
材 質 ・石製
文化財 ・伝統的建造物(工作物)
備 考
地主神社:由来・歴史・概要
地主神社の勧請年月不詳。祭神は伊弉諾命。相倉集落の鎮守で古くは神仏習合し薬師堂と称していたとされます。

相倉集落が国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されると、社殿は伝統的建造物(建築物)、鳥居と石燈籠、狛犬等は伝統的建造物(工作物)に指定されています。

その後、相倉集落は名称「白川郷・五箇山の合掌造り集落」としてユネスコの世界遺産に登録されています。

地主神社:関係動画

相倉合掌茅葺集落(世界遺産):景観画像
相倉合掌茅葺集落(世界遺産):景観1 相倉合掌茅葺集落(世界遺産):景観2 相倉合掌茅葺集落(世界遺産):景観3

地主神社:境内画像
地主神社:境内 地主神社:本殿 地主神社:石碑
相倉合掌集落(五箇山:富山県南砺市)歴史:動画

地主神社:付近地図(古地図風)
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菅沼神明社
場 所 ・富山県南砺市菅沼
種 類 ・神明鳥居
材 質 ・石製
文化財 ・伝統的建造物(工作物)
備 考
菅沼神明社:由来・歴史・概要
・勧請年月不詳。祭神は天照大神。菅沼集落の鎮守で篤く信仰されています。

社殿は木造平屋建て、入母屋、鉄板葺き、平入、正面1間向拝付。

菅沼集落が国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されると、社殿は伝統的建造物(建築物)、鳥居と石燈籠、狛犬等は伝統的建造物(工作物)に指定されています。

その後、菅沼集落は名称「白川郷・五箇山の合掌造り集落」としてユネスコの世界遺産に登録されています。

菅沼合掌茅葺集落(世界遺産):景観画像
菅沼合掌茅葺集落(世界遺産):景観1 菅沼合掌茅葺集落(世界遺産):景観2 菅沼合掌茅葺集落(世界遺産):景観3
菅沼合掌集落(五箇山:富山県南砺市)歴史:動画

菅沼神明社:付近地図(古地図風)
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