鳥居・探勝:鳥取県編 |
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大神山神社奥宮 |
場 所 | ・鳥取県西伯郡大山町大山 |
建築年 | ・文政3年=1820年 |
種 類 | ・明神鳥居 |
材 質 | ・石製 |
文化財 | ・附:国指定重要文化財 |
備 考 |
大神山神社奥宮:由来・歴史・概要
・大神山神社が何時頃に開創されたのかは判りませんが、平安時代後期に開創されたとも云われています。格式が高く延喜式神名帳に式内社として記載され伯耆国二宮に格付けられました。
鎮座地である大山は信仰の山で修験僧の修行の場になった事からその拠点となった大山寺とは神仏集合しました。 当社は智明権現と呼ばれるようになり、本地仏として地蔵菩薩が奉斎され、大山寺は3院180坊、3000人の僧兵を擁し西日本での天台宗布教の一大拠点として発展しました。 元弘3年には後醍醐天皇が当社で鎌倉幕府打倒の祈願を行っています。歴代領主からも崇敬され社運も隆盛しています。 明治時代初頭に発令された神仏分離令により大山寺を廃寺とし(大山寺は後に再興)、社号を大神山神社に改めています。
大神山神社奥宮:境内画像
大神山神社奥宮:付近地図(古地図風)
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大神山神社奥宮 |
場 所 | ・鳥取県西伯郡大山町大山 |
建築年 | ・天明2年=1782年 |
種 類 | ・明神鳥居 |
材 質 | ・銅製 |
文化財 | ・附:国指定重要文化財 |
備 考 |
大神山神社奥宮:由来・歴史・概要
・奥宮は、大山の標高900mに位置し、元々大山に登った修験者が山頂への遥拝所を設けたの始まりとされます。
その後、当地が大山の信仰の中心となりましたが、冬季は積雪が多く祭事を行う事が難儀となった事から、麓に冬宮を設けて、冬季はそちらで祭事や参拝が行われるようになり、当社は夏宮と呼ばれるようになりました。 大神山神社は当時の姿をよく留めており奥宮 2棟、本殿・幣殿・拝殿(1棟)、末社下山神社本殿・幣殿・拝殿(1棟)、短刀 銘備州長船住兼光(附:金熨斗付合口拵)が国指定重要文化財に指定されています。
大神山神社奥宮:境内画像
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大神山神社石の大鳥居 |
場 所 | ・鳥取県西伯郡大山町大山 |
建築年 | ・嘉永7年=1845年 |
種 類 | ・明神鳥居 |
材 質 | ・石製 |
形 状 | ・高さ約8.5m、幅12m、柱周囲約2m |
奉納者 | ・禅信(大山寺西明院谷洞明院の僧侶) ・近藤家(日野郡根雨宿の富豪)など |
文化財 | ・国登録有形文化財 |
備 考 |
大神山神社石の大鳥居:由来・歴史・概要
・大山寺(大神山神社)への岡山方面からの参道入口にあたる「大山横手道」に位置し、規模も広く信仰を集めた大神山神社に相応しく大きく、「石の大鳥居」の別称があります。
横手道は約100m(1町)毎に石造地蔵尊像が安置されていた信仰の道で、現在でも約10躯が残され、何れも寄進者とその出身地が刻まれています。
大神山神社奥宮:境内画像
付近地図(古地図風)
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大港神社 |
場 所 | ・鳥取県境港市栄町 |
建築年 | ・寛保3年=1743年 |
種 類 | ・明神鳥居 |
材 質 | ・御影石製 |
奉納者 | ・摂洲国脇浜浦(現在:兵庫県神戸市中央区脇浜町)の「廻舩中」 |
文化財 | ・境港市指定有形文化財 |
備 考 |
大港神社:由来・歴史・概要
・大港神社が何時頃に開創されたのかは判りませんが、永享3年の銘のある社宝を所有している事から少なくとも室町時代には既に奉斎されていたと思われます。
江戸時代に入ると歴代藩主から崇敬され幕提灯等が寄進されています。 境・上道・中野・福定・竹内・高松の六ヶ村の産土神である一方で、鎮座地が湊に近かった事から海運や船乗り、漁業関係者等から信仰され石鳥居・長明燈・手水鉢等の石造物が寄進されています。 当初は八幡宮と称していましたが、明治時代初頭に発令された神仏分離令により仏教色を一掃し社号を大港神社に改め昭和8年に郷社に列格しています。 拝殿は木造平屋建、入母屋、正面千鳥破風、銅板葺き、平入、桁行5間、正面1間向拝付。本殿は一間社春日造、銅板葺き。
大港神社:付近地図(古地図風)
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賀茂神社 |
場 所 | ・鳥取県西伯郡大山町所子 |
種 類 | ・明神鳥居 |
材 質 | ・石製 |
文化財 | ・伝統的建造物(工作物) |
備 考 |
賀茂神社:由来・歴史・概要
・賀茂神社が何時頃開創されたのかは判りませんが、境内のある所子集落は鎌倉時代に下鴨神社の荘園内に位置している事から、その守護神として創建されたと思われます。
中世以降は当地の土豪である美甘家が篤く崇敬し社殿の造営等を行っています。 美甘弥左衛門は弘治元年には平木の願成寺を開創し、当社の社殿の普請を行い、美甘与市左衛門は山名鹿之助が末石城で籠城した際に尼子方と毛利方との和議に尽力、しかし、元亀2年に討死しています。 美甘家は江戸時代初期には現在地に居しており、引き続き当社を信仰したと思われます。 大山町所子が国の伝統的建造物群保存地区選定されると社殿と鳥居、石灯籠、狛犬等が伝統的建造物に指定されています。
大山町所子:町並み画像
賀茂神社:付近地図(古地図風)
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